開業から丸５年。早くも迎えたシェンノワール存続の危機？

2021年10月10日

なにやら物騒なタイトルで始まった久しぶりのブログ。

人気商売？なのに何を書いてるんだ！と自ら突っ込みたいところですが、ご安心ください、おかげさまで満室御礼・順風満帆・不老不死？の犬専用賃貸シェンノワールです。

さて、そんな中で迎えた開業から丸5年。

本来なら盛大に入居者さん達を呼んでお祝いしたいところですが、
コロナのせいで交流会の開催はお預け状態。
なんとか忘年会はやりたいなぁ…。

とコロナ禍で語る、丸5年を迎えたシェンノワールの存続の危機とは？

今回は、隠しておきたいシェンノワールの“不都合な真実”のお話です。

■まずはシェンノワールの現状報告

冒頭で書きましたが、本当にシェンノワールはおかげさまで順風満帆そのもの。

前回のブログでご紹介のとおり、6部屋のうち2部屋の方はご入居からまだ半年ほどですが、
他の1部屋の方は丸3年、残りの3部屋の方は4年以上と、入居歴丸5年の大家に迫るほどの勢いでご入居いただいている状況です（笑）

そしてシェンノワールの主役であるワンちゃん達はと言えば、大型犬が2頭、中型犬が3頭（1部屋の方は愛犬家生活準備中）と、
正しく愛犬家マンションに相応しい入居率を誇っています。

まぁそうは言っても、このコロナ禍、不要不急の飲食を伴う交流会は開催できておらず。

なので、ホームページで謳っている理想がすべて満たされているわけではありませんが、
まぁまぁ及第点は採れているかなと…。

あ、そうそう、想定外なことが1つだけあります。

それは、駅から徒歩5分という恵まれた立地なのに、
現在電車通勤をしている入居者さんは少数派、

思った以上に車通勤の入居者さんが多かったことです。

また、それ以外にも、

起業したり夢に向かって会社を辞めた入居者さんがいたり、

一緒にゴハンを作って食べたり、
休日には遊びに行ったりする入居者さんがいたり、

大家の想像を超えた日常が、ここシェンノワールには溢れています。

偶然お散歩で遭遇したTeamシェンノワール（笑）

■順風満帆なのに存続の危機？愛犬家マンションの“不都合な真実”　その①

ではいよいよ本題、こんなに順風満帆でどこが存続の危機なの？というお話です。

もう2年も前の話ですが、
「家族が増えました」に書いたとおり、私達大家夫婦に子供が生まれました。

今となっては想定不足以外の何ものでもないのですが、
その当時は本当に夫婦＋犬の生活がずっと続くと思っていたので（その証拠に我が家は1LDK）、それこそ想定外でした。

ただ、普通なら単純に喜ぶこの状況、
我が家にとっては家族崩壊のカウントダウンの始まりでもありました。

それは、風花との別居。

これはもう2年も前からです。

風花は、子供が生まれる前に家族に加わった黒猫のひこにゃんを噛んで入院させてしまったため、

万が一を考えて、結婚前に暮らしていた夫の家族のもとで生活する選択を取りました（と言っても、夫は毎日職場で会える環境です）。

長くなるので詳細は、
ペットホームウェブさんのコラム「【第4回】甲斐犬と暮らす大家夫婦に新しい家族が！犬と猫と赤ちゃんの共同生活が始まりました」
をご覧いただきたいのですが、

もう少し突っ込んだ話をすると、
夫はこの時、私と子供を取るか、風花を取るかを本気で悩んだそうで（汗）

端から見れば、毎日会えるならそこまで…と思ってしまいがちですが、
（実際、私もそのクチで、それが私との間に溝を感じた一因だったと）
風花は片時も夫から離れたくないというほどの夫命の犬。

そんな風花と別居するということは、

夫からすれば捨てたも同然、
もう自分は愛犬家ではない、
もう犬を飼う資格もない、

とひとり心を閉ざしていた時期がありました。

愛犬家マンションの大家なのに、
愛犬に悲しい思いをさせてしまったという事実。

それがシェンノワールにとって隠したかったことで、

このブログからも
ペットホームウェブさんのコラムからも遠ざかってしまった理由なのです。

手前が風花で奥がKarubi

■そして誰もいなくなった？愛◯家マンションの“不都合な真実”　その②

実は、これを書いている今現在、
Karubiもほとんど夫の家族と暮らしています（汗）

なので今は看板犬が揃って不在のシェンノワール。
その理由はこんな感じです。

子供は2歳になりヤンチャ盛り、何かとKarubiに触りたがる。
↓
でもKarubiは子供が嫌いなので逃げまわる。
↓
ゲートで分けてようやく落ち着くも、今度はひこにゃんが寄ってくる。
↓
でもKarubiはひこにゃんが嫌いなので逃げまわる。
↓
Karubiはどこにいても落ち着けない、眠いのに眠れない、そんな毎日に。